「秋の随に忍ぶ想いを混ぜ込んで」
ちらほらと
食器洗いの僕の腕に
はらはらと
舞い降りた緋色
「秋には何が燃えているの?」
巡る季節に一つ一つ
君のような名前を付けて
並んだ文字より優しく
指を折々数えていく
瞳に飛び込む赤
「あなたの目の中が
燃えているのよ」
遠くに見えていた景色は
いつの間にか僕を取り囲んで
僕を隠して
見つけきれない
「私の瞳も燃えているの」
寂しくなるね
と言った
段々色を無くしていくみたいね
と
だけれど僕は僕や世界が
段々色あせていずれ終わるのだなんて・・
紅葉の隙間で
公孫樹の端で
ちらほらと
はらはらと
君の欠片が
秋の欠片が
僕の瞳を
燃やしていく。
あとがきという名の裁判所。
ぎにゃあ!どうも黒乃です!
えー・・今回再び光栄なことに
L'espoir様の「緋色秋音」という企画に参加させて頂きました!
今回は、それぞれが出した作品を天乃音羽様が一つの合作を仕上げるという
少し変わった・・かつ素晴らしい企画でして!
夏頃に、私はもっと詩人や小説家さんたちと合作してえんだよ!、と一人で宣っていました所
この企画のお誘いを頂きまして、ええタイムリーなもしかして読んだ?俺の心読んだ?
などと思いつつも!
今回は「秋の随に忍ぶ想いを混ぜ込んで」の一作品を出させて頂きました!
今まで合作と言えば、リレー小説と誰かの絵に詩。または詩に絵を描いて貰う。
それからお題を貰ってリレーで書いていくとかいう事くらいしかしてなかったので
材料を提供するというのは初めてで、どんな風になるのか!マジでwktkしてます。
私の!作品が!皆様のと一緒に!!!みたいな(変態
「秋の随に忍ぶ想いを混ぜ込んで」ですが
一応合作しやすいように、ばらけやすいように書いたつもりではあります;
本当は、ロリと残念なイケメンで秋を!っていう小説を考えていたのですが
小説だと合わせにくいかなと思いまして;
ロリが「ねえ秋って何が燃えてるの?」(漢字に火が付くから)
でイケメンはロリを山に連れて行き
「あれみろ!ほら!お前の目が燃えてるだろ!今!今!」(目に紅葉とかが映って赤っぽく見える)
みたいなくだらない事を考えてて
その名残を台詞として使いましたww書かなくて良かったww
内容についてですが、別にどういう意味にとろうが勝手だよが毎回コンセプトですので
お好きなように解釈して頂ければと思ってます。丸投げやっほい!
という事で、またこのような素敵な機会があって凄く嬉しかったです。
これでもうちょい自サイトの更新率があがれば言う事ないと思うんですけどね・・はは←
ではでは!今回はこの辺でっ!
このような素敵な企画にお誘い下さった天乃様には本当に感謝感謝ですorz
2011.9 黒乃 桜
L'espoir様主催企画 『緋色秋音』 に出させて頂いた作品です。